禅のこころ

特定の経典を持たない禅宗。その教えは言葉や文字によらず、師の心から弟子の心へと、以心伝心で継承。坐禅を中心とした修行を通じ、日常生活の行いや振る舞いすべてが修行の一環として重視され、禅問答を通じた師と弟子の心の交流を経て、悟りの境地へと至る宗派。

 

―50年に一度の遠諱(遠忌)―

・臨済義玄禅師1150年 白隠禅師250年遠諱記念 禅ー心をかたちにー 

・2016(平成28)年4月12日(火)~5月22日(日) 

・京都国立博物館

 

禅宗の一つ臨済宗大本山妙心寺の塔頭、「退蔵院」所蔵の国宝・瓢鮎図(ひょうねんず)も展示されます。室町水墨画の先駆者・如拙(じょせつ)作。
表面がつるつるの瓢箪でぬるぬるしたなまず(「鮎」は「なまず」の古字)を捕まえるにはどうすればよいかという、およそ不可解な問いかけの絵。

 

<Answer>

・さて、どうしたものか・・・・・南無阿弥陀仏(合掌)

 

退蔵院・余香苑の入り口にある枝垂れ桜。2013年春の「そうだ京都に行こう(Let's go to Kyoto)のキャンペーン対象となった桜。上空から見るとハート型。その後、枝も大きく拡げられ、樹齢50年ほどの今が桜の旬でしょう。

開花は4月2日頃、見ごろは4/7~4/14頃。