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鹿王院の秋

臨済宗系の単立寺院「鹿王院」。600年以上の歴史のあるお寺で、足利義満が建立した宝憧寺の塔頭寺院のひとつ。

宝憧寺に続いて開山堂を建立、開山堂の周りに鹿が集まっていたことから開山堂を鹿王院と称し、応仁の乱を経てこの塔頭のみが現存しています。

 

拝観寺院と呼ばれる観光客向けのお寺が多いですが、「鹿王院」は由緒ある禅寺として、修業の場を今も守り続けています。

山門から続く長い参道の紅葉も楽しみながら拝観する際にはあくまでそこへお邪魔させてもらうという感謝の気持ちでお参りください。

金閣寺にそっくりな舎利殿の中もお楽しみです。

 

きっと心も穏やかになることでしょう。