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侘び寂びの銀閣

慈照寺(じしょうじ)銀閣。臨済宗相国寺派のお寺(相国寺の境外塔頭)。山号は東山(とうざん)。開基は、室町幕府8代将軍の足利義政、開山は夢窓疎石。

 

銀閣(観音殿)は2層構造で初層は「心空殿」といわれる住宅風様式。上層は「潮音閣」といわれる禅宗様(唐様)の仏堂。現存する唯一の室町期・東山文化を代表する楼閣庭園建築。


金閣寺に貼られた金箔と同じように銀閣寺には銀箔が貼られていたという説もありましたが、銀閣には銀箔を貼った痕跡はありませんでした。当初から銀箔は貼る計画はなかったようです。足利義政は、祖父義満が建てた金閣をベースに、侘び寂びを表現した建物でした。

 

方丈前には砂を波形に盛り上げた銀沙灘(ぎんしゃだん)と円錐型の向月台(こうげつだい)があります。

 

向月台の上に座って東山に昇る月を眺めたと云われ、とても優雅で贅沢な時間です。

今年の冬は、残念ながら雪景色にまだ出会っていませんが、久しぶりに静寂な時を楽しむことができました。