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奈良春日大社 神の使い(神鹿)御鹿さま

春日大社の使いの野生の鹿たち 京都観光タクシー 英語通訳ガイド 永田 信明
とても凛々しい神鹿(しんろく)の風格 根瘤の上に佇む日本鹿 京都京都観光タクシー 英語通訳ガイド 永田 信明

 

春日大社(かすがたいしゃ)の祭神、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は鹿島神社(茨城県)から神鹿(しんろく)に乗ってやってきたと伝わるため、鹿は神の使いとして古くから手厚く保護、 現在も奈良の鹿は天然記念物。

 

本来、野生ですが観光客からもらう「鹿せんべい」の餌付けにより、ペットのような感じもします。

ところが、COVIDの影響で観光客が減ったことで公園を離れ、野生に近い本来の生活を取り戻す鹿がいる一方で、「鹿せんべい」依存から抜け出せず、やせ細る鹿もいるようです。

 

自然は人の手を入れない方が理想でしょうが、あまりにも人に近い鹿たちにはある程度のサポートも必要かもしれません。

 

一方では京都や奈良などの山間地区でも、鹿や熊などの害獣被害で困っています。

彼らには罪はなく、人類の経済合理性などにより生じた地球温暖化や天敵不在といった問題が顕在化しています。

 

ポストCOVID後の私たちのライフスタイルを見直すことが求められているようです。

「のんびり行こうぜ 俺たちは・・・そして明るく、陽気にいきましょう。」(^~^)

 

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●春日大社 奈良春日野町 式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。

●全国に約1000社ある春日神社の総本社

●ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」登録 

春日大社の神の使い 野生の鹿には注意 京都観光タクシー 英語通訳ガイド永田信明
奈良公園若草山(伝統行事「若草山焼き」)と神鹿 京都観光タクシー 英語通訳ガイド永田信明
若草山と鹿

若草山にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるため火を付けたのが始まりとされる冬の伝統行事「若草山焼き」、昨日、松明での点火を試みたところ、残念ながら雨天続きで枯れ草に「火が付かず終了」。今年度は予定はないとのこと。今年の春の訪づれは早そうな感じです。