· 

だるま様の晩秋

法輪寺。嵐山の虚空蔵法輪寺が有名ですが、こちらは「だるま寺」の通称で知られています。

 

達磨堂や境内には多くのダルマが飾られています。

また、「本堂(方丈)」には桃山時代作の横たわっている姿が珍しい等身大の金色の仏像「仏涅槃木像」が安置されています。

 

達磨大師はインドから中国に渡り、忍苦の修業をして禅宗の開祖となったお坊さま。

坐禅を壁に向かって9年続けたことで、手足がなく顔が大きくなったという逸話からだるま

また、 祈願のための「目入れだるま」の風習は江戸時代に始まったそうです。

 

コロナ禍では「面壁九年(めんぺきくねん)」、「七転八起」の精神で、前向きで生きたいものです。

 

************************************

●法輪寺、通称だるま寺、臨済宗妙心寺派。

●ご本尊:本尊は釈迦如来さま