妙心寺大法院の晩秋

妙心寺大法院。妙心寺の広い境内の西の端にある普段非公開のお寺、春の新緑と秋の紅葉の時期のみ特別公開。 

 

山門を入るとドウダンツツジの紅葉が迎えてくれます。

左に折れると妙心寺と縁のあった昭和の大横綱千代の富士の碑があり、また、檀家さんの墓地には幕末の兵学者佐久間象山の御墓。

茶庭を思わす路地庭園で、紅葉かえでと常緑樹、苔の緑との対比が素晴らしいお庭です。

 

また、本堂内から眺めると見事な額縁庭園になります。

お寺のパンフレットにも書かれていますが、このお庭を眺めるときのテーマは「且座喫茶(しゃざきっさ)」。

禅語で「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」といった意味。

 

まずは抹茶とお菓子を楽しみながらしばし紅葉を愛でましょ。

 

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妙心寺大法院、臨済宗妙心寺派の大本山の塔頭

信州初代松代藩主の真田信之公の菩提寺