【Nobusan Blog】古都観光・お食事・土産

 * 海外お客様の目線で京都・奈良や日本人のおかしな不思議なども掲載します。


比叡山延暦寺の法要

三代座主、慈覚大師円仁(えんにん、794年~864年)、最澄の入滅後に唐に渡った「入唐八家」の一人。山形山寺(立石寺)、岩手中尊寺など多くのお寺の開基でも有名な日本の高僧の一人。

一昨日、比叡山延暦寺東塔(とうどう)での法要風景。とても功徳のある法要でした。合掌。

ドラマ撮影スポット・堀川第一橋

2009年、堀川が復活。せせらぎの音を聞きながら、二条城前から散策を楽しむことができるようになりました。この川は、平安京左京二坊に南北に流れていた運河。かつて、川岸には材木商が集まり、中世以降は染織業者も川筋に現れ、現在も周辺には、丸太町、椹木町(さわらぎちょう)などの地名が残されています。

 

まさか「一条戻橋」の下が散歩道になるとは、式神もさぞかし驚いていることでしょう。

「戻橋」という名前から、嫁入り前の女性や縁談に関わる人は嫁が実家に戻って来てはいけないと、この橋に近づかないという習慣が今でもあります。

特に、若い観光客の女性の方々、晴明神社の途中に、この橋への寄り道は避けたほうが良いかも知れません。せっかくのご利益が失せるかもしれません。

 

「一条戻橋」の次の橋が「堀川第一橋」。1873年(明治6年)に架け直されたもので、地元では「中立売橋」と云います。今年になって京都市指定有形文化財に指定。

 

この付近では、夕暮時によく撮影しているようです。船越英一郎、片平なぎさ、高島礼子などの有名人に出会えればいいですね。

サスペンスマジック 「京都人の密かな愉しみ」

京都は、東映京都撮影所があることやTVドラマなどのロケ地としても人気があることから、街を歩いているとロケに出会うこともしばしばあります。最近のメッカは、一条戻橋の下にある明治6年に架けられたアーチ石橋「堀川第一橋」の近辺でしょう。

 

今回はNHKのBSプレミアム放送の「京都人の密(ひそ)かな愉(たの)しみ」の最終話「桜散る」(昨晩5/13放映)で登場した撮影スポットで気づいた場所を中心にご紹介します。

 

「京都人の密かな愉しみ」は、二十四節気の細かい季節感をテーマとした映像美に加え、京都人の心の本質を探る内容で、3つのドラマが章を変えて進行する構成や京都人もドラマとは別に登場する番組構成で、毎回、楽しみにしてきました。

 

● 老舗和菓子の娘三八子(常盤貴子)と弟子の三上(石丸幹二)の別れと再開

本法寺多宝塔と満開の夜桜が見事でした。裏千家に隣接する裏千家の境内のようなお寺ですが、宗派は日蓮宗本山。本阿弥家の菩提寺で、長谷川等伯や本阿弥光悦らの秀逸した宝物を多く所蔵。

 

● 桜の陶芸家の桜皿に秘めた大人の愛の物語

京都市内の最果て左京区広河原・窯築窯蕗窯(小松華功)。密会の場所は、サスペンスマジックで右京区京北町の「魚が渕の釣り橋」。枝垂桜も見事でした。桜守の佐野藤右衛門さんもお元気に山桜を木登りして登場。

桜皿をセットであることを鑑定したお店は、小川通り今日庵、不審庵の上にある「茶道具みやした寺之内通店」。

 

● ヒースロー(団時朗)の縁切りの願い・三八子の凛とした日傘姿

西陣の雨宝院と不焼寺(焼けずの寺)の瓦塀(本隆寺)。雨宝院は古義真言宗のお寺。「西陣の聖天さん」と親しまれ、神仏習合の小さなお寺ですが、真言宗ならではの摩訶不思議な世界感があります。 例年4月中旬頃に咲く上品な黄緑色の花を咲かせる「御衣黄桜(ぎょいこう)」があります。

 

● 大原千鶴先生の花見弁当(お花見女子会)

石山寺の芭蕉庵(非公開)。大原千鶴先生の実家の「美山荘」は、広河原の手前の花背・峰定寺。お隣の「門前茶屋」は行きつけですが、一度、しっぽりとお泊まりしたいものです。

 

エンディングテーマ「京都慕情」(武田カオリ)の言霊・・・涙です。陰陽師の蜜虫役も素敵だった本上まなみバージョン「月夜の告白編」のシーン。透明感のある曲とともに、本上まなみが演じる骨董屋の若女将のせつなさが伝わります。

 

ちなみに老舗和菓子処「久楽屋春信」は俵屋吉富さんの本店(上京区室町通上立売上ル)でした。宝暦5(1755)年創業、代表銘菓は上品な高級和菓子「雲龍」。

 

P.S. このたびドメインを「.kyoto」に変更。これでNobusan京都観光ツアーのHPも「京都人」になった感じがします。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

日蓮宗本山 本法寺の桜 2017.4.13
日蓮宗本山 本法寺の桜 2017.4.13

大徳寺の巨樹

大徳寺。臨済宗大徳寺派大本山。本尊は釈迦如来。開基は燈国師宗峰妙超で、正中2年(1325年)に創立。

一休禅師で知られるこのお寺は、茶の湯文化とも縁が深く、ほとんどの塔頭に茶室があり「大徳寺の茶面( ちゃづら)」と称されます。

 

佛殿(本堂)は天井絵もこじんまりとし、とても質素す。でも、お釈迦の仏像が良いお顔で見守ってくれています。参道の脇にそれていることもあり、お参りする観光客は少ないようです。

大徳寺には大きな黒松が多くありますが、佛殿の前にそびえるイブキの巨樹は佛殿が焼失し、再建時(1665年)に植えられたものと思われます。樹齢は350年ほど、佛殿のお釈迦さまも盛夏にはよい日よけとなっていることでしょう。

西本願寺花灯明

飛雲閣
飛雲閣

浄土真宗本願寺派の本山。山号は龍谷山。通称、西本願寺、正式名称は「龍谷山 本願寺」。 

「お西さん」として親しまれ、親鸞聖人の志(法灯)を受け継ぐ開かれたお寺です。

 

西本願寺のライトアップといえば前回、2016年10月に初めて催行され、今回で2回目。

今回は書院もライトアップ、また、金閣・銀閣とともに京都の三名閣の飛雲閣も撮影可能です。

 

熊本弁の信徒さんらも多く訪づれていました。

 

 【今回の日程】  

・4月25日(火)~5月2日(火) 

・5月9日(火)~5月16日(火) 

・5月24日(水)~5月31日(水) 

 

【時間】 19:00~21:30  (最終入場は21:10まで)

 

【入場料】 無料。

整理券が渡され、100名ほどのグループごとに10分間隔ぐらいで入場します。開門時間を避け20時過ぎからがお奨めです。受付には「H28年熊本地震災害義援金」への募金箱も設置されています。

受付で頂ける栞と書院ガイドブックは結構良いものでした。

 

見所満載の西本願寺。いわゆる観光寺にはない京都の奥深さを感じとれる素晴らしい仏教イベント(伝灯奉告法要)でした。義援金をお布施として収め、阿弥陀堂ではお焼香と消災呪を唱えました。

10円玉モチーフ藤ざかり

平等院。藤原氏ゆかりのお寺。本尊は阿弥陀如来、開基は藤原頼通、開山は天台宗の明尊。平安時代後期、11世紀の建築、仏像、庭園などを今日に伝える世界遺産。

当時の末法思想の下、「極楽浄土」を夢見て平等院を建立。


鳳凰が翼を広げたような優雅な鳳凰堂、10円玉硬貨のモチーフと比べて眺めてみましょう。

ちなみにモチーフが描かれている面が硬貨の「表」です。


ゴールデンウィーク初日、藤の花が見ごろとなっています。

春爛漫の侘び寂びのお寺

日蓮宗本山、本法寺。本阿弥家の菩提寺で、長谷川等伯や本阿弥光悦らの秀逸した宝物を多く所蔵しています。本法寺友の会(年会費3000円)も発足、「巴の庭」など通常拝観が一年間フリーパス、さらに「春季特別寺宝展」拝観券進呈でお奨めです。

 

裏千家の庭のようなお寺の参道では桜の次に、山吹やツツジ、そして梅雨には紫陽花が楽しめます。

長谷川等伯の像
長谷川等伯の像

山吹の花

山里桜のエピローグ

常照皇寺。臨済宗天龍寺派の禅寺。光厳(こうごん)法皇によって貞治(じょうじ)元年(1362年)に開かれ、歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりのお寺。歴代天皇の位牌も安置されています。

国の天然記念物の「九重桜」をはじめ、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」など名木でも有名です。境内までの山道はやや険しいですが、その分、禅寺の雰囲気があるお寺です。

 

京の桜前線も最終章となりました。今が満開。近くの福徳寺、魚ヶ渕のつり橋、百年桜などもお奨めです。

桜守のさくら

日本で一番桜を知り尽くし愛する桜守・佐野藤右衛門(さのとうえもん)邸の桜。嵯峨野・山越にある「植藤造園」の当主が代々引き継ぐ屋号が「佐野藤右衛門」。

この季節は無料で開放していますので、桜を純粋に鑑賞したい方にはお奨めです。

サクラの原谷苑

啓翁彼岸桜、薄墨桜、紅、円山、醍醐しだれ桜、染井吉野桜などの様々なサクラに加え、馬酔木、ミツマタ、みずき、椿、わび助、吉野ツツジ、ぼけ、山吹、連翹、雪柳などの春の花木も、順次、咲き乱れる庭園です。

入苑料は、面白いことに見頃によって価格が変わる変動制。最高料金1,500円。

現在の料金は1,500円、まさに今が見頃の花園です。

桜晴の茶坊主界隈

茶坊主千家の界隈には、禅寺ではなく以外にも日蓮宗のお寺が点在しています。裏千家の庭のような本法寺や妙蓮寺・妙顕寺・妙覚寺と、とても紛らわしい寺名となっていますが、隠れ桜の名所ともなっています。

染井吉野が、少し散り始めてきましたが、枝垂れ桜は色を濃くしてきました。

今日は久しぶりに良いお天気のお花見日和となりました。

それにしても千家の界隈は、京都でも少し異次元の世界です。日本人も青い目をした金髪の方々も、皆さん着物姿。

中には三度笠姿の股旅者の外国の方とすれ違うことがあります。これには驚きですが、皆さん凛とした礼儀作法で接してくれます。


桜曇りの鴨川

鴨川の桜. 植物園の脇にある半木の道(なからぎのみち)界隈。京都の桜街道です。遠くの山は比叡山と大文字山の東山三十六峰。

多くの方々がお昼のお弁当をひろげながら桜見物でした。

春嵐の桜

今日は朝から風も強く雨も降り注いでいましたが、満開まもない桜花のため、頑張ってくれました。良かったです。

今年の桜は、長~く楽しませてくれそうです。

定点観測の桜 本法寺
定点観測の桜 本法寺

観光地景観のための無電柱化

茶坊主界隈にある小川通での無電柱化が完成。とてもすっきり、石畳の舗装も情緒豊かな京都らしいたたずまいの小路になりました。この界隈の桜もより映えます。

大河内山荘・龍安寺の桜

大河内山荘、時代劇の名優、大河内傳次郎が生涯をかけて創り上げた名園の桜と龍安寺鏡容池の桜。今年の桜は、まだ、楽しめることでしょう。明日の天気も気になります。

 

ところで、龍安寺の副住職に、石田三成公の菩提寺の妙心寺「壽聖院」の住職が就任します。このお坊さん、同じく妙心寺「退蔵院」住職の次男坊。このお坊さんはまだまだお若いですが、優秀な僧侶です。おめでとうございます。これを機会に益々、仏道に成ぜんことを願っています。

一方では、お坊さんの世界も人材不足。格の高いお寺であれば、よりオープンマインドに外から公募、登用する考えも重要と考えます。機会均等の考え方はお寺の基本でしょう。それにしても,昨今は高学歴のお坊さんが多くなりました。特に禅宗は哲学に近い宗教だからかもしれません。


春の花木ミツマタ
春の花木ミツマタ

上賀茂神社の葵桂(あおいかつら)

上賀茂神社、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。ユネスコの世界遺産。

5月15日(陰暦四月の中の酉の日)に行なわれる葵祭は、下鴨神社との例祭。

葵祭は、御祭神の賀茂別雷大神が、神社の上にある神山(こうやま)に御降臨された際、“葵と桂を編びお祭りせよ。そうすれば私に会える”と伝えられたのが始まり。

お祭りでは、葵と桂を編んだ『葵桂(あおいかつら)』を内裏寝殿の御簾(みす)をはじめ、牛車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬に到るまで飾りつけます。


徳川家の三ツ葉葵の神紋も、家康が信仰したというこの神紋に由来。

現在、葵祭に必要なフタバ葵の自生地が鹿害で激減、これを増やすため当地住民らがプランターなどで協力して育てています。

同じように祇園祭りの粽(チマキ)に使うチマキザサも鹿害により激減、ボランティアによる育成が行われています。

伝統文化を守り、承継して行くためには、その基本となる京の自然を守る活動など多くの方々の支えや努力などが必要です。

 

皆さまのご理解やご協力をお願いできましら嬉しい限りです。宜しく、お願い致します。

醍醐のお花見・・・桜雨(さくらあめ)

醍醐寺。真言宗醍醐派総本山。ご本尊は薬師如来。醍醐の花見。旧暦の慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉最晩年(死の半年前)に醍醐寺三宝院で催した花見の宴。

秀頼・北政所・淀殿ら近親者を初め、諸大名からその配下の女房女中衆約1300人を召し従えた盛大な催しでした。晴天の下、「天下泰平日本万歳!」の気分だったことでしょう。

今朝の京都は桜を濡らす雨が降っています。お花見は傘が必要ですが、しっとりとした桜が楽しめそうです。

ちょっとしたことでもすぐに散ってしまう儚い桜の花。でも、霧雨の中の「桜雨」は、花には潤いになります。


比叡山・日の出ビュー

比叡山・天台宗総本山、日本仏教のメッカ。多くの名僧が若き時代に、この山で厳しい修行に専念。この日の出も数多く見たことでしょう。


旧近衛邸跡地の「糸桜」

京都御苑の北西側にある旧近衛邸跡地の「枝垂れ桜」。ソメイヨシノよりも早く咲く枝垂れ桜。

この垂れ桜(シダレザクラ)は「糸桜」と呼ばれ、近衛邸が現在の同志社の場所にあった頃から有名な桜でした。

デヴィド ボーイが涙したお寺

正伝寺(しょうでんじ)。西賀茂にある臨済宗南禅寺派。本堂前の小堀遠州作の「枯山水の庭」は、白壁越しに比叡山を望む借景式庭園。これからの枝垂桜や皐月の花、新緑の時期は特に素晴らしい風景となります。

 

このお寺は親日家だったDavid Bowieもこよなく愛し、感動した場所。また、谷村新司も幾度となく訪づれている心安らぐ場所です。

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