【松本明慶先生の工房ご見学】

松本明慶 (まつもと・みょうけい) プロフィール

昭和20年京都府生まれ。洛東高校卒業後、同39年京佛師・野崎宗慶師に弟子入り。平安時代末期から江戸時代の仏師の一派の慶派に属するとされる椿井仏所の流れを汲む仏師。

京都佛像彫刻展で同55年に市長賞を受賞以後計12回、同60年に知事賞受賞以後計14回受賞。平成3年「大佛師」の号を拝命。同11年世界最大級の木造仏・大弁財天像完成(鹿児島/最福寺)や高野山中門の四天王の修復などを含め、全国各地のお寺に仏像を造仏。多くの弟子も育成、技術などの継承も行う。

 

著書に『炎の仏師』『ひとふりの命』『慈 大仏師松本明慶作品集など。

 

4歳年下の弟の無念な死を契機に17歳で仏像を彫り始める。

父母からもらった大切な命、その大事な時間をどう過ごすかが、人生と云う。

一日二十四時間は誰にも公平、特に、若い人は特に〝命〟とは何かを考えてほしいと云う思いで仏像に向き合っています。 

 

一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうことごとくぶっしょうあり)、「生かされている」御仏の心を謹刻する仏師。

先生の工房では、大佛づくりにおいて重要なプロセスの雛形等、佛像彫刻の真髄を間近にご体感、ご説明を受けることができます。

西京区大原野小塩の工房

工房とは別に「松本明慶佛像彫刻美術館」も開設

〒602-8004 京都市上京区下長者町通室町西入ル西鷹司町16

開館日:原則毎月第一・第三土・日曜日

開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)

入館料:無料

展示数:約150体

 

ご不明な点などがありましたらご相談ください。

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永 田 信 明 Nobuaki Nagata