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国宝瓢鮎図(ひょうねんず)

妙心寺塔頭、退蔵院の方丈前にレプリカ展示。京都国立博物館所蔵。

室町幕府の第四代将軍の足利義持の命で「瓢箪で鯰をおさえとることができるか」という公案に基づき画僧の如拙(じょせつ)が描き、またその問いに対する答えを京都五山の高名な禅僧たちが答えの賛詩を書き付けたものです。ここに「鮎」とあるのは「なまず」のこと。「なまず」は「鯰」という字を書きますが、中国由来の「鮎」と表記されています。

 

じっと眺めて「念力で瓢箪に吸い込む」。禅の世界感です。