火迺要慎


7月31日愛宕山の「千日詣り」。清滝集落にある登山口・二の鳥居から山頂までの約4キロ。約2時間半の階段並みの参道登山。山頂で「阿多古祀符 火迺要慎」(あたごしふ ひのようじん)と「樒」(しきみ)を受けます。

修験道の柴燈護摩神事、午後9時の「夕御饗祭(ゆうみけさい)」と午前2時の「朝御饗祭(さみけさい)」が催されます。


この日は参詣登山者同士が交わす言葉があります。すれ違いざまに「おのぼりやす~」「おくだりやす~」と登る人、下る人が温かみある「京ことば」で労をねぎらいます。
なお、3歳までに詣でると、その子は一生、火の難を逃れるとも云われます。

 

いざ、京都・愛宕山(あたごやま)924mへ。

ちなみに北東に対峙する比叡山(大比叡)の標高は848.3m。