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初秋の京都御苑

昨年夏から通年公開中の「京都御所」。 その広さと天皇さんの荘厳さに圧巻。

京都御所は明治維新の東京行幸で留守宅が続いています。来年は今上天皇さんのご退位。ちょこっと東の京にお出かけになられた天皇さん、そろそろ、終の棲家としてお帰りになられるか、京都人は首を長くしてお待ちしております。

 

また、御苑には旧宮家の遺構もあります。

その一つが九條家の邸跡、2階建て茶室「拾翠亭(しゅうすいてい)」。

建物は書院造りで、欄間から九條池を眺めていると静かに時間が過ぎて行きます。その昔は東山の山なみを借景。公家であれば、その世は今よりも優雅な時代、羨ましい限りです。

一方、池の亀さんは外来さんですが、今も昔も変わらぬ様子で安穏としています。池の畔には厳島神社「唐破風鳥居」、京都三珍鳥居(他に蚕ノ社「三柱鳥居」、北野天満宮「伴氏社の鳥居」)の一つです。

 

御苑の広大な敷地には轍が続きます。その昔は牛車のものか。今は市民らが通う一本線。

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