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龍安寺鏡容池の晩秋

龍安寺。臨済宗妙心寺の境外塔頭。山号を大雲山。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は細川勝元、開山(初代住職)は義天玄承。徳大寺家の別荘であったものを室町時代の1450年、管領の勝元が譲り受け、お寺として創建。


龍安寺と云えば石庭。このお庭は禅に通じる世界と解されています。石は年間を通じて変化はありません。変化しないからこそ、春夏秋冬の変化のバリエーションは無限という世界観です。

 

令和の時代は、私たちにどんな変化をもたらすのでしょうか。期待と不安が交差します。でも、石は動じないで、その変化を受け入れています。

所謂、仏ほっとけの世界です。

 

一方、ここの住職は、本山退蔵院の住職の次男坊で、まだまだ若手、これからますます徳を積むことでしょう。そして、どのように変化するのかこれからが楽しみです。

鏡容池
鏡容池