![苔寺法堂「西来堂」の襖を愛でる。苔は梅雨の時期にお楽しみ。 京都観光タクシー英語ガイド 永田信明](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=jpg/path/sf03de2de81545cf6/image/i026ee2edbc6290d2/version/1612078690/%E8%8B%94%E5%AF%BA%E6%B3%95%E5%A0%82-%E8%A5%BF%E6%9D%A5%E5%A0%82-%E3%81%AE%E8%A5%96%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%A7%E3%82%8B-%E8%8B%94%E3%81%AF%E6%A2%85%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%99%82%E6%9C%9F%E3%81%AB%E3%81%8A%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%B0%B8%E7%94%B0%E4%BF%A1%E6%98%8E.jpg)
西芳寺(さいほうじ)。多種多様な苔が境内を覆い、緑の絨毯を敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれるようになりました。
西芳寺は応仁の乱で建物は焼失、江戸時代にも洪水にも見舞われて荒廃したようです。
今日のように苔でおおわれるのは江戸時代末期に入ってからとのことで、長い寺の歴史の中では、ほんの少し前のことのようです。
今回の「冬の特別参拝」では庭園の拝観を行われないことから、本堂・西来堂をお参りしました。
阿弥陀如来さまを囲む104面の襖絵(堂本印象作)全面を楽しみことができます。
質素で常に凛とした佇まいの禅寺にはない、京のみやびな世界観も感じることができました。
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●西芳寺、苔寺と称す
●臨済宗、開山は行基、中興開山は夢窓疎石
●ご本尊は阿弥陀如来さま
●往復はがきによる事前申し込みが必要
(2021年1月22日(金)~2021年3月1日(月)の指定日・13:00~14:00入場可能・15:00閉門は特別拝観)
●華厳寺・通称「鈴虫寺」も近くにあります。