2016/11/14
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。天台宗のお寺。嵯峨野の北のはずれ、静寂に包まれた清滝の山の斜面に建立する小寺。ユーモラスで微笑ましい千二百羅漢さまの石仏が迎えてくれます。
これらの石仏は、1981(昭和56 )年に仁王門(江戸中期)の解体修理を行った際、先代住職西村公朝さんが「境内を羅漢像でいっぱいにしょう」と発願されたことが始まり。
どの像も名のある仏師の手になるものではなく、信徒や参拝者の手彫りです。
今では石仏は苔生し、微笑ましいお姿をしています。
自然と手を合わせてしまうことでしょう。まさに「癒しのお寺」です。