本願寺角坊の親鸞上人の像

本願寺角坊。右京山ノ内御殿堂町にある本願寺の飛地境内。親鸞聖人(1173~1262年)600回大遠忌(文久元年、1861年)のご修行に際し、本願寺第二十代宗主、広如上人が聖人ご往生の地を考証され、この地を本願寺角坊別院としたのが始まり。

平成20年11月に本願寺飛地境内地となり名称を「角坊」と改め、750回大遠忌に伴い本堂も立て替えられました。

お堂内陣には、広如上人の御染筆や欄間には聖人ご往生の場面とご門弟に面会されている場面や聖人の棺を納められた興が葬場へ向かう場面が彫刻されています。

五木寛之著の親鸞完結篇での往生シーンが浮んできました・・・「なもあみだんぶ」。

 

裏手には僧侶養成学校があり、早朝から若い人たちを中心に袈裟姿で通学する姿が見受けられます。

 

なお、入滅の地は、この地以外にも諸説があり実は定かではないようですが、上人もどうでもよいと思っていることでしょう。

Nobusan京都観光ツアー

京都観光タクシーで巡る英語ガイドによるご案内